自分の家族の話をしないと・・・

母は乳がんの手術を済ませて、
今は入院中です。
そして認知症の初期です。

 

母の世界では、
主治医ではないドクターが来た事があり、
その時に「ここにもガンがある、こっちにもガンがある」
と言われたので、手術で取りきれなかったガンがあるのだ、
と信じ込んでいます。

でも私が主治医に確認したところでは、
手術で全部取ったので、今はがん細胞はない、とのこと。

母は15分前のことすら覚えていないのに、
主治医でないドクターが「こっちにもあっちにもガンがある」
と言ったのだという妄想を、決して忘れません。

それを指摘したら、大笑いしていました。
ガンがまだあるのかもしれない、という事は、
母の中で認知症をかいくぐるほどの重大事項なのでしょう。

この話題は30分に1回くらい出て来ます(=^・^=)

そんな話しを根気よく何度も何度もただただ聞いていました。
そしてふと思いついて、
母の手にクリームを塗って、マッサージをしながら話を聞くことにしました。
スキンシップの力はすごいです。
母のエネルギーがなんだか変化しました。

でも話題は同じです。

死ぬ気満々の母がまたまた「私の命はあと2ヶ月」と言うので、

「お母さんは死ぬのは怖くないの?」
と聞いて見たら、
「全然怖くない。今からすぐにでも死にたい。明日にでも死にたい。
早くお父さんのところに行きたい」のだそうです。

もともと無欲な人ですが、、、、
本当かなぁ、、、、と疑いつつ、、、、

またまた、ふんふん、そうなのね、とただ相槌を打って聞いていると、

「でもね。お父さんが死んだ時には、顔に死相が出たのに、
まだ私の顔には死相が出ないのよ(=^・^=)」
とのこと。

2人で大笑いしました。

「お母さん、それじゃあ、あと2ヶ月では死ねないかもね~」
と私も言い添えました。

でも、15分で忘れますから、また
「私はあと2ヶ月くらいしかもたない、年は越せないからね」
と言い出します。

私はまた根気よく、母の話を聞きます。

母は自分で思っているよりもずっと元気で健康体なのです。
他に考える事がないので、死ぬことばかり考えてしまうのでしょうね。

でも、私はそんな話題もどうという事はないので。
否定せずにただ聞いています。

今度は母に「死後の世界はどうなっていると思う?」と
質問してみようと思います。